急性胃腸炎になった際に便利なグッズ
お腹の風邪といわれる、急性胃腸炎。乳幼児の場合ほとんどが感染性胃腸炎であると言われています。秋~冬にかけて流行るノロウイルス、冬~春にかけて流行るロタウイルスが原因として特に多いウイルスです。症状は嘔吐や下痢、吐き気、腹痛などで、嘔吐物や便からウイルスが排出されるため、看病をする大人も気を付けなければならない病気のひとつです。
お子さんが急性胃腸炎にかかってしまった際に便利なグッズをまとめました。
装備用品
◎使い捨てマスク
嘔吐物の処理、下痢のおむつ替えの際に着用します。使用後は感染防止のためにその都度ビニール袋にいれて処分します。
◎使い捨てビニール手袋orゴム手袋
嘔吐物や便からウイルスが排出されるため、直接手で触れないよう、嘔吐物の処理、下痢のおむつ替えの際に着用します。ビニール手袋は、安価で枚数が多いので頻回におむつかえをする場合などは便利ですが、脱げやすく扱いにくいものもあるので、よりフィットするゴム手袋の方がおすすめです。
◎使い捨てエプロン
嘔吐物や下痢のおむつ替えの際に着用します。目に見えなくても、処理の最中に洋服などにはねて付着してしまうので、エプロンを着用、使用後はビニール袋にいれてその都度処分します。
清掃用具
◎汚物入れ用ごみ袋
嘔吐物で汚れたもの、下痢のおむつなどを処分する際に使用します。隙間があるとそこからウイルスが空気中に舞うため、二重にしてきっちりと口を縛るようにします。
◎風呂桶orボウルor介護用うがい受け
嘔吐の際に受けるものとして使用します。取っ手が付いているものだと、嘔吐物が手にかかりにくくおすすめです。介護用うがい受けは100円ショップなどでも置いているので、一つ持っておくと便利です。
◎介護用防水シーツorペット用シーツ
乳幼児の下痢は、少量を頻回、何度かおむつから溢れるほどの量をする、ということが多いです。介護用防水シーツやペットシーツを布団に敷き、その上から汚れてもいいバスタオルなどをかけて寝床をつくってあげると、もしもの際にも洗い物が減り、対処しやすくなります。100円ショップでも取り扱いがあります。
◎新聞紙orキッチンペーパー
ウイルスは軽く、乾燥すると空気中に舞うため、嘔吐の際には、嘔吐物の上に速やかに被せ、次亜塩素酸ナトリウムを薄めた消毒液を上からかけます。
◎キッチンハイター
キッチンハイターはノロウイルス、ロタウイルス等の消毒も可能な次亜塩素酸ナトリウムからできているので、ハイターを薄めることで、汚れてしまったものの消毒ができます。
◎アイロン
ノロウイルスやロタウイルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウムが主流ですが、ソファーやカーペット、ベッド等、つけおき消毒が難しい場合、高温のスチームアイロンをあてることで消毒ができます。
参考
http://www.m-ipc.jp/what/rotavirus/" target="_blank">ロタウイルス|感染症ってなに?|感染対策コンシェルジュ
http://www.m-ipc.jp/what/norovirus/" target="_blank">ノロウイルス|感染症ってなに?|感染対策コンシェルジュ